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佐山税理士事務所~税理士便り~

ごあいさつ

8月も後半です。すごしやすい日もございますが、川口市ではまだまだ暑い日が   つづいております。皆様も体調を崩さぬようお気をつけください。         私はと言えば、体調管理も兼ねて、この夏のテーマにダイエットを掲げております。 さらば脂肪、脱メタボ!運動と食事制限の夏!さあ、結果はどうなる事でしょう。成功したらまたご報告いたします。失敗したら?えーっと…

それでは、今月の佐山税理士事務所のおたよりをお届けいたします。

                              2015年8月 佐山

8月号の目次

・2015年8月の税務事項について

・弁当の路上販売が許可制に?

8月の税務事項について

 

8月10日7月分源泉所得税・住民税の特別徴収税額の納付

 

 

8月31 日

6月決算法人の確定申告<法人税・消費税・地方消費税・法人事業税・(法人事業所税)・法人住民税>
3月、6月、9月、12月決算法人・個人事業者の3月ごとの期間短縮に係る確定申告<消費税・地方消費税>
法人・個人事業者の1月ごとの期間短縮に係る確定申告<消費税・地方消費税>
12月決算法人の中間申告<法人税・消費税・地方消費税・法人事業税・法人住民税>(半期分)
消費税の年税額が400万円超の3月、9月、12月決算法人・個人事業者の3月ごとの中間申告<消費税・地方消費税>
消費税の年税額が4,800万円超の5月、6月決算法人を除く法人・個人事業者の1月ごとの中間申告(4月決算法人は2ヶ月分)
<消費税・地方消費税>
個人事業者の当年分の消費税・地方消費税の中間申告
 個人事業税の納付(第1期分)
 個人の道府県民税及び市町村民税の納付(第2期分)

 

弁当の路上販売を許可制に
「許可」と「届出」の違いって?

◆東京都で弁当の路上販売の規制を強化
お昼時、オフィス街で手軽に購入できる弁当の路上販売は、ここ数年で非常に多く見かけるようになりました。特に東京都内では、ワゴンやテーブルを使って大量の弁当を陳列し、サラリーマンや学生など多くの人が利用する光景が一般的になっています。しかし、こうした販売形態に対しては、衛生面への懸念や食中毒リスクの指摘が以前からありました。東京都はこれらの問題を受けて、今秋から弁当の路上販売に関する規制をさらに強化する方針を打ち出しました

◆「弁当等の人力販売業」を許可制に
従来、東京都内で弁当販売を行う場合、施設基準や資格要件を満たして許可を受ける必要がありましたが、「人力による移動販売(行商)」については、規模が小さいことを前提に「届出」だけで営業が可能でした。これは、行商が「人が一人で運搬できる量」に限定されていたためです。しかし近年では、実際には車両を使って大量の弁当を運搬・販売するケースが増え、当初想定されていた小規模営業の枠を超えている実態が明らかになりました。こうした背景から、東京都は「弁当類」「そう菜類」の移動販売業者を「弁当等人力販売業」として新たに許可制の対象とし、今後は施設基準や食品衛生責任者の設置、保冷容器の使用など、より厳格な衛生管理が求められることになります

◆「許可」と「届出」の違いは何か
では、「許可」と「届出」にはどのような違いがあるのでしょうか。「許可」とは、法令で原則禁止されている行為について、一定の条件を満たした場合に限り行政がその禁止を解除するものです。たとえば食品販売の場合、衛生上の観点から無制限な営業が認められているわけではなく、行政による審査や現場確認を経て「許可」が与えられます。許可を取得するには、施設や設備の基準を満たし、食品衛生責任者などの資格者を配置する必要があります。また、許可を得ていない場合は営業ができず、違反すれば営業停止などの行政処分を受けることもあります

一方、「届出」は、法令で定められた特定の行為について、事前に行政へ通知する手続きです。届出の場合、行政の審査や現場確認は原則ありません。必要な書類を提出し、要件を満たしていれば、届出が受理された時点で営業が可能となります。つまり、「許可」は行政の審査を経て初めて認められるのに対し、「届出」は要件さえ整えば、比較的簡単に始められるという違いがあります。

◆条例改正による影響と今後の展望
今回の条例改正によって、弁当の路上販売は「届出」から「許可」へと切り替わり、衛生管理の水準が大きく引き上げられることが期待されています。消費者の食の安全・安心を守る観点からは前向きな変化ですが、業者側にとっては手続きや設備投資の負担が増え、場合によっては値上げや廃業を余儀なくされるケースも考えられます

。今後、他の自治体でも同様の規制強化が進む可能性があり、弁当の路上販売業界全体にどのような影響が及ぶのか注視が必要です。

このように、「許可」と「届出」には手続きや営業開始までのハードルに大きな違いがあり、今回の規制強化によって、弁当の路上販売はより安全性・信頼性が求められる時代に入ったと言えるでしょう。

 

 

税理士のつぶやき

夏は食中毒などが特に怖いですからね。人力が自動車に変わったように、今は保冷や衛生管理も進化していると思います。今後も安くて美味しい弁当を食べたい!

 

   

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